2010年04月08日

被爆ピアノNYへ [■回想=被爆ピアノ]

被爆ピアノNYへ
2003年弊社工房にて修理したピアノが全国でのコンサートに使用され9月には、ニューヨークへ運ばれる予定である事が新聞記事で紹介された。
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 広島市で被爆し仙台で修理されたピアノが9月、米国で核廃絶のメッセージを奏でる。持ち主の仙台市泉区の主婦松葉曄子(ようこ)さん(84)がニューヨークで開催される「被爆ピアノ平和コンサート」に貸し出すことになった。ピアノの裏側には爆風で倒れたときの傷が生々しく残る。松葉さんは「被爆ピアノの音色を通して核兵器をなくそうという思いが世界中に広がってほしい」と願っている。

 ピアノは、松葉さんが8歳のときに母親が購入した。日本製で幅140センチ、奥行き60センチ、高さ130センチ。公演準備のため松葉さん宅から3日、神戸市に運ばれた。

 松葉さんは1944年に医師だった夫と結婚し、住み始めた広島で45年8月6日、被爆した。爆心地から約3キロの自宅は倒壊を免れて家族は無事だったが、ピアノは爆風で倒れた。裏側には無数の割れた窓ガラスのかけらが突き刺さっていたという。

 一部の鍵盤が鳴らなくなり外装はぼろぼろになったが、東京に移り住んだ後も手放さなかった。夫を亡くし仙台市に住む長女の高橋由美子さん(64)宅に移った2003年、ピアノを初めて修理に出し、温かみのある音色がよみがえった。被爆の傷はあえて残した。

 ニューヨークでの演奏会は、神戸市の写真家梶田誠さん(50)が企画した。オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞で高まった核廃絶の機運を盛り上げようと、音楽仲間が参加する。

 国内で9台確認されている被爆ピアノの貸し出しを依頼したところ、松葉さんだけが応じた。

 計画では9月15日ごろ、教会や大学で演奏会をスタート。梶田さんの友人のピアニストらが演奏する。約1週間かけて10カ所での演奏を目指す。「国際平和デー」の9月21日には、国連本部でコンサートを開けるよう交渉中という。

 ピアノの運送や現地での設営にかかる経費約2000万円を賄うためのチャリティーコンサートを3月、国内各地で始める。仙台市での開催も検討する。

 松葉さんは「被爆直後の広島のおぞましい光景は目に焼き付いている。ピアノも被爆の証言者の一人として、核兵器の愚かさを多くの人に伝えてほしい」と話している。

(2010年2月4日 河北新報)

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2010年04月07日

被爆ピアノ=その1 [■回想=被爆ピアノ]

2003/8/5「河北新報」夕刊より
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2010年04月06日

被爆ピアノ=修理前1 [■回想=被爆ピアノ]

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 修理の為に工房に持ち込まれたピアノ。普通にただ古いだけのピアノであればお断りしたい程痛みがひどく、引き受けたものの・・・。被爆したピアノで、どうしても残して置きたいとのご意向。
 全てを黒く再塗装するのではなくキズ跡を残しながらも感じ良く仕上げたい。黒い塗料を全てきれいに落として、木目を出して、キズも残せる塗装で仕上げる事にしました。
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2010年04月05日

被爆ピアノ=修理前2 [■回想=被爆ピアノ]

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2010年04月04日

被爆ピアノ=解体前3 [■回想=被爆ピアノ]

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