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2005年09月08日
イバッハ(IBACH)との出会い [■マイスターお仕事日記][IBACH=イバッハ(ドイツ製)]
お客様からのご依頼で、修理可能かどうか見て欲しいとの依頼でお伺いした。現在も創業し続けるドイツ最古のピアノメーカー。イバッハ。過去に数台触れた経験はあるものの自分が修理を担当するのは初めて。何度か修理経歴を持つピアノで製造番号は見当らない。
なぜ、製造番号を消してしまうのか、私には理解できない。製造年を偽って新しいと説明して高額で売りたいのだろうか?メカニックの形式からも80年は、経過していると思われる。音色のばらつきは有るものの独特の音色。現状を見る限り大きな問題は無さそうである。数度の弦交換やハンマーの交換は行なわれている様子。でも、メカニックの大きな改造は行なわれていないと思われる。この枯れた音色を蘇らせる事に全力を傾けたい。半年に及ぶ大修理となるだろう。
投稿者 sendai-p : 2005年09月08日 21:18
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▼コメント----------------------------------------------------
突然のお手紙失礼します。
奈良女子大学では現在1台のピアノを修復に出しております。
日本楽器明治40年製 では というところまで最近わかりました。このフレームはとても美しいデザインで、当初は
(1)ブリュートナー模倣? と考えました。
しかし、フレーム補強用の鍵盤とほぼ並行にわたしてある構造はブリュートナーにはないらしく 仮説のまま封印されました。
(2)次に べーゼンドルファー模倣? と思いつきました。これは上記フレームの補強棒の構造からです。しかし、べーゼンドルファー日本支店の方からは「穴の開き具合とかが違うんですよぉー なんていうか、雰囲気も違うし」との回答をいただきました。
(3)そこで イバッハ模倣? という仮説にて検索を行い貴ブログに到着しました。
URL
http://www.nara-wu.ac.jp/kenkyou/liaison/topics/piano.html
に少し写真をアップしておりますが、今修理されておられますイバッハのことについて、私達のピアノと共通点あれば是非 ご連絡ください。アクションは、写真の右側のものです。
残念ながら、修復課程ではアクションを現在のスタイルに変更することになりました。
投稿者 藤野千代 : 2005年09月29日 20:24 ----------------------------------------------------
藤野千代 様
ブログへのコメント、ありがとうございました。写真も拝見させていただきました。大変貴重なピアノのように思います。知らぬ間にいつの間にか処分されてしまっても不思議ではない外観ですが、今まで残っているのであれば修理されるべきです。
尚、ご質問の件ですが、どう考えてもヤマハではないでしょうか?刻印された数字が製造番号とすると製造年は、1917年(大正6年)になると思われます。そうなると明治42年の購入は間違いとなってしまいます。アクションの形式からも日本製の可能性が高いと思われます。ヨーロッパの古いピアノを大分手掛けてきましたが、この形式は初めてです。この時代は、全てを国内で製造した物も当然あるのですが、部品の一部だけ輸入品を使って組み立てた物も多く有るようです。フレームの形状はヨーロッパの雰囲気を感じます。今後もっと新たな情報がありましたらご連絡させていただきます。
投稿者 工房主 : 2005年09月30日 15:58 ----------------------------------------------------
ご返信ありがとうござます。
大学HPから 紹介する形で、最終的には下記アドレスで現状などの写真を紹介しております。本日 修復工房を出ました。
楽器店さんに運ばれ、これから焼く1ヶ月の間に、1日に5時間くらい弾きこまれるそうです。
http://www.nara-wu.ac.jp/kenkyou/liaison/topics/piano/photo.html
投稿者 藤野千代 : 2005年09月30日 19:56 ----------------------------------------------------




